中学を卒業後私はまた独学に戻ります。その頃の私は段々と症状が激しくなってきていて、自分の力では立つ事すらままならない状況でした。今、教育の場から離れ、改めて学校生活を振り返ると本当にいろんなことがあったと思います。小学校では理解のある先生方に恵まれた為中学校で受けた先生の印象はとても大きなショックと小学校と中学校でこんなにも対応が違うもんなんだ、先生によってこんなにも違うものなんだと思い知らされた経験でした。「学校」とは一体何なのでしょう。社会性を見につけ立派な大人になる事を育成する場ですか。常識だけを叩き込み、社会のモラルを教える場ですか。私には学校というものが、教育というものが分かりません。学校は何もかも教え、全ての社会性を教えられる場ではありません。学校はあくまでも社会性を身につける一貫として提供されている施設に過ぎません。勉強は学校でなくても、どんな環境下にいてもすることが出来ます。学校で学ぶ事より私はボランティア活動で学んだ事の方がはるか大きく大切な事を学んだ気がします。私は勉強がしたかった。学びたかった。でも私にはそれすら許されませんでした。難病の子どもや重度の障害を抱えた子どもは教育を受ける事ができないのでしょうか。子どもにとって当たり前の権利。その教育の機会すら与えられない子どもたちが大勢います。どうかその問題に目を反らさないで、見つめて下さい。そして考えて下さい。どんな子どもにも当たり前に教育の場を、教育の機会を、教育を保証して下さい。確かに近年病気の子どもの教育を保証する場が増えてきました。病院に院内学級を設置する施設も増えています。でも、それはほんの一部にしか過ぎません。治療を終え退院していく子どもも長期の入院のために元の学校へ戻る事がどんなに困難で多くの不安を抱えているか。地域に帰ってもその地域が受け入れてくれない場合もあるんです。在宅で治療を継続している子どもも沢山います。そして私のようにターミナルケアをしている子どもも。どうかその子たちにも当たり前のように教育の場を与えてほしい。健康な子どもと同じように、地域で学校で社会で、見守っては頂けませんか。教育は子どもが受ける最低限の権利です。病気だから特別なんじゃない。皆、同じ人間として生まれてきたんです。子どもを一人の同じ人間としていかに尊厳し合えるか、どうか平等に病気の子どもも障害を持つ子どもも、地域に学校に受け入れられる社会になりますように。全ての子どもたちに当たり前のように教育が保証されニーズにあった教育が受けられますように。義務教育終了後の子どもの居場所もありません。義務教育までは行政で対応可能な事柄もあるでしょう。しかし義務教育を卒業した児童に対しての教育の保証は一切されていないのが現状です。病気だから学べないなんてそんなのおかしいです。病気だから教育の機会が得られないなんておかしいです。もっと、この事の問題について真剣に考えてくれる人が増えてほしい。そして問題を解決する方法が見つかり、全ての子どもたちに教育の機会が平等に与えられる事を心から願っています。
学校生活の事を書く事に正直ためらいがありました。中学時代の事は触れたくはありません。誰にも話した事はありませんでした。それを今回不特定多数の人が見るHPに載せる事にしたのはそろそろあの問題と真正面から向き合ってみたかったからです。思い出すのがとても辛かった。何度もやめようと思いました。途中で泣き出し書くのをやめるんじゃないかって、また自分を見失うんじゃないかって不安でした。でも、約束します。ここに全てを書く事を。ありのままを偽りなく真実を綴る事を。

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